ちゃにのK-pop♡初心者

韓流大好き♡K-pop大好き♡ちゃにがゆる~く語ります

相変わらずと言われてしまいそうですが、ジョンの話。이야기 Op.2が聞けなかったわけ

f:id:ochannhi:20180311202405j:plain

genieより

 

 


JONGHYUN 종현 'Lonely (Feat. 태연)' MV

 

 

ジョンの振り返りの記事でも書いた事があったと思うのですが

ちゃには、当時どうしてもジョンの「이야기 Op.2」のアルバムが

まともに聴けなかった経験があります。

 

当時、IUちゃんのアルバムと同時に音源を入手していたので

車の中で聞いていると、どっちが先だったか忘れましたが

IUちゃんとジョンが隣り合わせで入っておりまして

ま、好きなので絶対にジョンから聞き始めてて通勤してたんですが

 

いいんです。

この「Lonely」は聴いてるだけなら

「ええ曲や~~ええ歌や~~声質合わないのは気になるけど、

 やっぱテヨンも最高やな~~~」って

結構最初はノリノリで聴けていくんですが…

途中から

「ダメだ。これ以上聴くと落ち込んでいく。これから仕事なのにこれはしんどい」

ってIUちゃんにチェンジっていうのを

あらかた1か月程度繰り返していたような気がします。

 

4月のFIVEツアーへ行く新幹線の中で

東京のちんぐとものすご~~く深くSHINeeについて語ったなかに

ジョンのメンタルを心配している話題も実はもちろんありまして

さがじしょーで泣いてた話とか、ちんぐからぷるんぱむの話聞いて

それから、ちゃには2015年頃…正確に言うと、実は

もっと前のえびの頃から、

どーもジョンはちゃにの好きな筋肉な人から脱皮して

がりがり君になっていったのが、ホントは物凄く気になっていて

その痩せてるのも、ちんぐ曰く、本人痩せてるの気にしてて

食べれないって言ってたってのもあって

物凄く心配してたんですよね。もうかれこれずっと。

 

でも、世界揺るがす壮大なミッションのMVの時は若干ふっくらしてて

FIVEツアーも若干ふっくらしてたんで

あ~もしかしたらよい方向へとも思ってた矢先にですよ

上のMV…

もうね、食べるのやめちゃうわ、バスタブに入っちゃうわ

腕に書いてあるのは、韓国式の数の数え方、日本で言う「正の字」ですが

なんか別のしるしに見えちゃうわで大変です

 

…怖い。なんかとっても怖い。

 

そんな気分で聴いてるアルバムですので

若干聴こえてくる韓国語歌詞にも過剰反応してしまうんですね…

 

ちゃにが、聴いてて苦しくなるのはいつも同じ曲からでした。

「엘리베이터 (Elevator)」って曲です。

 

詳しい歌詞はさっきちゃにがほにゃらら翻訳あげたので

そっちで確認してみてください…

 

imagingain.hatenablog.com

 

実はちゃに、知らなかったんですが

2015年に発表されてる曲なんですね…

 

この曲の歌詞ですが、物凄く奥が深い

要するに、状況としてはエレベーターに乗ってて

そこに映っている自分の事と実際にいる自分の事が書かれてるんですけど

ちゃには、あんにょんあんにょん言うジョンの声が物凄く怖くて

アンニョンっていうのは、挨拶言葉なんですけど

漢字で書くと「安寧」で、つまり、息災に過ごされてますか?っていう

挨拶言葉なんですね。

なので、鏡に映る自分にあんにょんっていうのが

普通に「こんにちは」なのか、

「無事に過ごされてますか」からの「大丈夫?」なのか、

はたまた「さようなら」なのか…

これ全部韓国語では「アンニョン」で済まされる言葉なので

怖い…怖い…怖い…ジョン…、

本当はこの歌詞、なんて挨拶してるのか教えて!!!!!!

って気分になってきちゃうんです。

 

更に、ほにゃららで聞こえてくる韓国語

なぜなんだか、요体で、敬語で書かれている。

まるで、他人に向かって言ってるみたいな技法なんですけど

誰に言ってるのか。自分に言ってるのか。鏡に映る自分に言っているのか。

はたまた鏡の中の自分に言っているのか。

 

いろんな解釈があるとは思うんですが、今回訳して確信しました

今にしては彼の悩みが、「SHINeeのジョンヒョン」であることだとわかったので

つまりは、鏡に映ってる人がSHINeeのジョンなわけで

でも、歌詞を見ると、その人とは本当は一緒の人物の筈だけど

世間ではみんなそうだと知ってるんだけど

自分はその人と目を合わせるのも気まずいくらいだと。

 

いつから一人だったんですか?

とても寂しがってるじゃないですか。

無理だってわかってるじゃないですか。

この一連の歌詞は、ほにゃらら韓国語耳にも入ってきてて

聴いてて物凄く辛かった…。本当に。

そんな気分からの次の曲ですよ。

 

「놓아줘 (Let Me Out)」

 

これね…歌詞が本当に。

 

imagingain.hatenablog.com

 

この曲。歌詞が結構難しくないんです…つまり内容が聴こえてきやすかった。

なんかもう…どうしたらいいんだろうかと…本気で悩み始めちゃうくらい

辛い…聴いてて本当に辛い…。

ここで、もうダメになってしまって

ちゃにはいつもIUちゃんにチェンジしてたんです。

 

ストレートな歌詞です。

今回、訳をしていてハッとした部分があります。

 

좀만 더 가면 돼 한 발짝만 더 디디면 모든 게 끝나

もう少し行けばいい もう一歩だけ 踏み込めば すべてが 終わる

 

一体彼はどんな思いでこの悲壮なまでの叫びの歌詞を書いたんだろうと

思わずにはいられません…

 

「助けて」で終わるこの歌詞…。

どのように彼を助ける事が出来たのか…。

 

実は、ちゃにがこの記事を書こうとしたのは

ここが理由で。

 

数日前にTwitterでこのようなツイを拾いました

 

 

しゃをる界で知る人ぞ知る、すずかげさんのツイですが

ブログまで飛んで内容を見ると…

 

ああ、本当に。

 

SHINeeのペンでなくても

彼の事を知っている人なら誰でも

「あの日手を差し伸べる事ができたんじゃないだろうか」

という後悔の念を持っているのは

身近にいた人なら更に強く

想いはみんな一緒なんだなって思いました。

 

でも、私達ファンは更に物凄く複雑な立場です。

 

京セラで会った、ジョンペンの彼女が言っていた言葉が

私もそう思って苦しんでいたとこだったので一番ぴったりくるんですけど

 

「来るのはやめようかと悩んだけど来た。

 私はジョンの事物凄く好きなんだけど、でも、一ファンでしかなくて

 彼の身内でもなく、知り合いですらない。しかも日本人だし…。

 だから、私は彼の事はきちんと受け止めて、そして

 送らないといけないと思ってるよ。だっていつまでも引き留めるのもダメだから」

 

正にその通りなんですよね…。

 

ちゃにが、ジョンのアルバムを聴けなかったのも実はそういう理由でした。

ちゃには、ジョンが、ジョンの歌がとっても好きだけど、一ファンでしかないのです。

 

様子がおかしいと気が付いたとしても

歌詞の内容が危険だと気が付いたとしても

歌に刻み込まれた彼の悲痛な叫びを魂で受け止めたとしても

 

所詮私は一ファンでしかなくて

知り合いでもない

もちろん連絡先も知ることもできない

何ひとつ私ができる事はなく

せめて話を聞いて気持ちを受け止めてあげることすらできない

 

彼と私は1対大勢の間柄

私から見たら、私と彼は1対1だけど

彼から見たら1対大勢

そして

彼は私達大勢のファンの前では絶対に

SHINeeのジョンヒョン」の殻を

脱ぎ捨てる事はないだろうから…

 

なので、ちゃには正面から受け止める事ができずに

目をつぶってしまいました

あの悲痛な歌達…今でも思うけど

多分、世界中の人が思っていると思うけど

どうして彼は正直に話してくれなかったんだろう

話もしないで自分で結論をつけてしまったんだろう

 

それでも、多分

「놓아줘 (Let Me Out)」が一番良くかけた歌詞で

どうか皆さん聞いてくださいって

いろんな所で言ってるわけなんですよね?

それはイコール

やっぱり彼は、「助けて」というサインをずっと出し続けてたんじゃないかなと思うと

彼のサインをどうやって受け止めれば良かったのか…そして

 

ファンができることって一体何なんだろう

 

この部分にたどり着いてしまいます…

 

応援する事はできるけど

もちろん応援するんだけど

多分、ファンの存在がアーティストの力になるんだろうけど

どこまでも続く、1対大勢の関係性

大勢の応援がどこまでアーティストを救うことができるのか

もしくは、ファンの存在が苦しめる

ジョンの場合はそういった要因もあったと思うと

自分が好き好きって言ってるのが原因を作ったんか?って悩めるんですが

とにかく、そういう事もあるじゃないですか

 

私ひとりのちからは本当にちっぽけで

そもそも、自分が他人を救えるなんて思うのもおこがましい話ではあるし

 

それでも好きなものは好きだから応援しては行きますけど

それまでも色々なアーティストで問題が勃発する度に

疑問をずっと持ってはいたんですけど

あの日から更にその疑問はちゃにの頭に中を駆け巡っています

 

私達ファンの存在っていったいなんなんだろう…

 

 

 

 

ちなみに、이야기 Op.2は

春夏秋冬にパート分けされてて

ちゃにがダメだったあの悲痛な叫びの2曲は

「秋」にセットされておりました。

 

f:id:ochannhi:20180311220213j:plain

genieより